らほつのなかみ

暇を持て余したおじさんのたわごと。

ゲーム≒新築マンション

最近新築マンションの情報を見るのが日課になっている。

買う予定があるわけでもないし、ましてや不動産投資目的のためでもない。

只々「このマンションを買ったらどういう生活をしようかなぁ」という女子かな?という妄想に明け暮れるためだけに見ているのだ。だいぶアレであるというのはわかっているからひとまず安心してほしい。

 

順序としては自分が住みたい街を決める。私の場合は大阪、駅チカ、職場まで通勤時間1時間以内で価格相場が比較的安く治安が良い街で絞っている。

そこからは「〇〇(街の名前)、分譲」「〇〇、治安」「〇〇、住んでみて」などをグーグルさんに聞き、「いや、1階はちょっと…」とか「駅までの導線上にスーパーがないとなあ」などと謎の上から目線で物件を絞っていく。

おかげさまで最近は住みたい街の大体の価格相場や、物件名を見て「ジオ」とついていたら(妄想上の)予算的に無理という知見を得てしまった。

 

 

ふと、最近ゲームをやらなくなったのはこのせいかもしれないなと思った。

ゲームをやるのは、現実では体験できないことをやりたいからという部分が大きい。

私にとっての新築マンションは、(収入的に)ファンタジーの世界と同じくらいかけ離れており、髪の毛がピンクで目が異様にデカイ自分のことを好きになってくれる美少女と同じくらい現実感がないものなのだ。

 

ゲーム≒新築マンション

 

現実にないものをゲームの世界に求めていたのに、皮肉なことに現実世界に私にとっては非現実的なものがこんな身近に転がっていたとは。ガチャでデータを得るか、現実で物件を買うかが同等のものだったとは…。

とりあえず中古マンションあたりを非現実から現実に引き戻すことを目標に生きていこうと思う。